ウェブサイト集客における究極的な戦略がロングテール戦略。

ほとんどの人はこの戦略は知らず、たとえ知っていたとしても具体的なやり方まで理解している人はほとんどいない。

本記事ではロングテール戦略の概要について簡単に説明していく。

ロングテールはAmazonを支えたビジネスモデル

時価総額1兆ドルを超えるAmazonは様々なジャンルの商品を扱っているが、創業当初は本の通信販売から始めた。

近くの本屋で買えるような有名な本ではなく、マイナーだが確実に需要がある本を幅広く揃えることで着実に収益化を計っていったのだ。

ロングテールとは、、

インターネットを用いた物品販売の手法、または概念の1つであり、販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃え、または対象となる顧客の総数を増やすことで、総体としての売上げを大きくするものである。

需要も供給も少ない商品を揃えることで毎月確実に売上は安定していく。

図で示すと以下の通り。

この戦略をウェブマーケティングに落とし込んだのが、「ロングテール戦略(ロングテールSEO)」と呼ぶ。

需要が多いものは、必然的に供給が多くなる。Googleの検索結果上で、需要も供給も多いキーワードは「ビッグキーワード」と呼ばれている。

ビッグキーワードで検索結果で1位を取れればたくさんのアクセスを集めることが可能だ。

しかし、絶えずライバルサイトも試行錯誤しているため常に1位で居られる保証は全くない。

またビッグキーワードで上位表示を狙う施策は非常にリスクが伴い、たとえ結果が出たとしてもGoogleからペナルティーを受けてしまうと、サイトが表示されなくなってしまう。

それに比べると、ロングテール戦略は必然的に供給も少ないキーワードで上位表示を狙っていくため比較的簡単にアクセスを集め続けることができる。

さらにリスクもない。常にある需要を掘り起こし、ユーザーニーズを満たすことを目的とするため、安定的に収益可能であり人に感謝されるビジネスモデルだと言える。

このように安定的にアクセスを集めることができれば、毎月の売上にも困ることは少なくなる。

自分たちの釣り堀を作っていく

サイトメディアを立ち上げて、集客を狙うロングテール戦略は、ある意味では釣り堀に似ている。

魚がたくさんいる市場に対して、情報コンテンツという撒き餌を与え、餌に食いついた魚たちを丁寧にすくいあげるのだ。

釣りたい魚が集まる釣り堀を作っていけば、安定的にビジネスは発展していく。

ほとんどのサイトは適当に海に餌を撒いて、釣れたらおっけー!という考えではあり、緻密な計算の元に実践するロングテール集客とは異なったやり方なのだ。

これまでは魚が簡単に釣れたとしても、釣り堀を作っていなかった業者たちはドンドン売上は減っていくだろう。

ロングテール集客をして、自分たちの市場(釣り場)を作っていきたい。

さらに、ただ魚を釣っていくのではなく、リピート対策を徹底的にやっていけば釣った魚たちは自然と成長いく。

弊社の会員サイトでは、新規集客だけではなく、リピート対策のやり方や事例を豊富に載せているのでぜひ見て試してほしい。