MEO(Map Engine Optimization)とは、Google Mapの地図エンジンを最適化することでお店を上位表示させる施策である。
「土地名 + 業種(ex 飲食、美容、治療)」で検索された時に上位表示できれば、たくさんの集客が可能になる。
ウェブサイトのSEO(Search Engine Optimization)もウェブ集客において高い重要度を占めるが、同じようにMEOも取り組めば安定した新規集客が可能。
リアル店舗を持ってビジネスされている方は絶対にやっておきたい施策の一つである。
「北千住 飲食店」と検索した時に一番上部に表示される飲食店はかなり高い集客力を持っている。
調べてみると、「北千住 カフェ」というキーワードは月間で約2万回も検索されているのだ。
(「北千住 ランチ」は月間で約4万回)
都内の場所を含むキーワードだと、そのぶん検索回数は多い。
都会に比べると、地方の場所を含むキーワードの検索回数は少ないがライバル他社も少ないため、ちゃんとMEO対策すれば結果を出すことは十分可能だ。
目次
3位までにはなんとか入りたい
3位までは表示されるが、4位以下は「さらに表示」をクリックしないと出てこない。
Googleの仕様変更により、4位以下も表示されるようになるかもしれないが、まずは3位までに入ることを目標としたい。
1〜3位とそれ以下ではかなり大きな隔たりがあると言える。
MEO上位表示 + ウェブサイトで成約率を高める
MEOで上位表示を獲得したとしても集客につながらないケースは多い。
このように「マメココロ」さんのページ情報欄に記載してあるウェブサイトをクリックすると、facebookページへ飛んでしまう。
それに対比して「GRREN GRILL」さんのページ情報欄に記載してあるウェブサイトをクリックすると、ちゃんとした自社サイトへ飛ぶ。
自社でテストして見た結果、SNSのページではなくウェブサイトへ飛んでもらった方が来店につながっていることがわかった。
つまりMEO対策にもしっかり作りこんだウェブサイトは必要なのだ。
MEOの手順
- Googleマイビジネスアカウントを作り、登録
- 店舗情報を細かく記載
- ちゃんとした口コミを増やす
1、「Googleマイビジネスアカウントを作り、登録」は別途記事で解説しているので、まだの方は参照して欲しい。
店舗情報を細かく記載
細かすぎるくらい丁寧に店舗情報を記載していきたい。
写真は明るいものを掲載し、
「今すぐお問い合わせください」
「電話してください」
「来店してください」
などの行動喚起する言葉を使っていくと良い。
さらに動画も組み込むと、より店舗情報がわかるのでぜひ入れていきたい。
店長紹介動画を入れると、高い確率で集客に繋がる。
ちゃんとした口コミを増やす
ここでやらせ的な口コミを意図的に増やしてしまうと、Google規約に抵触してしまい、アカウントが停止する恐れがある。
やらせ口コミを書かないように注意したい。
しかしある程度はこちらで自由にハンドリングすることはできる。
「口コミを上位顧客に書いてもらう」方法を使うのだ。
店舗を愛してくれているお客様に
「もしよかったら口コミを書いてもらえませんか?」と伝える。
頼まれたお客様はよっぽどのことがない限り、良い評判を書いてくれる。弊社でマーケティング支援をリアル店舗向けにする際には上位顧客に口コミを書いてもらい、MEO対策をおこなっている。
MEO対策は良質な口コミの数で決まっていくため、この記事を読んだ方はすぐにアカウント開設して取り組んで欲しい。
嘘は一貫してダメ
Googleマイビジネスのアカウント情報、店舗情報、口コミでは一貫して嘘はダメ。
Googleにバレてしまうと、ペナルティーを受ける可能性が非常に高い。
ペナルティーを受けると検索結果に表示されなくなってしまうため、集客力が一気に低下する恐れがあるのだ。
Googleというプラットフォームに依存するビジネスでは、嘘は控えるべきだと言えるだろう。
本当に価値あるお店が生き残っていく
Googleマイビジネスに登録すれば、良い口コミはもちろんだが悪い口コミを書かれるケースもある。
接客や商品・サービスの質を高めなくては、ユーザーからの支持を集めることはできず、結果的にGoogleにも好かれなくなってしまうのだ。
本当に価値あるお店が生き残っていく。
マーケティングは商品力を超えることはできない。あくまでも商品力を伝えることがマーケティングの力なのだ。
弊社では、リアルでの顧客評価が直接反映されるMEO対策の代行サービスをおこなっている。興味がある方はお問い合わせを。