以下のテクニックを知ると、「文章の型」を身につけられるのでスムーズに書けるようになる。
なんとなく感に頼って書くよりも、型に沿ってやった方が結果は出やすい。
目次
記事の構成をテンプレ化しておく
記事構成のテンプレ化をしておけば、ライティングのハードルは少し下がる。
外枠があるかないかで大きく変わっていくと思う。
以下のテンプレはどんなジャンルでも使えるので是非使って試してほしい。
- 結論
- 理由
- 根拠
この順番でコンテンツを仕上げていくパターン。
〜導入文〜
結論から言うと、〇〇です。
なぜこの結論に至ったのか?の理由と根拠を踏まえて解説していきます。
見出し1:結論
今回、このような結論に至りました。
見出し2:理由
結論の理由は〇〇と〇〇です。詳しく説明してみると、、、
見出し3:根拠
理由の根拠は〇〇です。
見出し4:まとめ
今回は〇〇について解説しました。理由は1と2です。その根拠は〇〇になります。
(箇条書きで見出しをまとめて、簡潔に述べる)
結論→理由(3つ)→例え話→結論の順番で書く
冒頭から結論を伝えて、理由を述べると読者の頭に残りやすくなる。
述べるべき理由は3つほど。理由の後に例え話(具体例)を入れると、文章の流れがイメージしやすくなる。
例)
「健康的な体を手に入れたいなら、階段の上り下りをしなさい。
理由1、階段の上り下りはスクワットするのと同じ効果がある
理由2、程よく筋肉が引き締まる
理由3、血行が良くなり冷え性を改善できる
駅に着いた時、ついついエスカレーターを探してしまうことはありませんか?
簡単にできる階段の上り下りはめちゃめちゃ効果がありますよ」
ユーザーに取ってもらいたい行動をちゃんと伝える
具体的な行動を明記しないと、ユーザーは動いてくれない。
だからきちんと伝えるべきなのだ。
そして行動の邪魔になる理由を消すと、より動いてくれる。
例)
「ランニングは健康に良いです」だけではなく、「1日10分の駅から自宅までの間程度でも良いので、軽く走って見ましょう。
革靴だと走りにくいって?ランニングもできてビジネスシーンでも使えるオススメの男性靴がありますよ。カバンはこのリュックタイプがオススメです。」
具体的な行動を伝える際には、具体的なターゲットユーザーがいる。そのユーザーに響くように書いていくと、有益な情報だと感じてもらいやすい。
「デメリット」ファースト、「メリット」セカンド
「〇〇は劣っているが、▲▲の点で優れている」と書いた方がユーザーの頭には残りやすい。
メリットだらけの文章は怪しさを感じてしまうので、きちんとデメリットを最初の方に伝えて真実味を出していく。
例
「〇〇の点では商品Bに劣っているが、重要な▲▲の点では商品Aの方が優れているので、私は商品Aを推したい」
「最初は〇〇の点が気になっていたけど、実は▲▲だったのでよかった」
「価格は高いが、そのぶん機能面は優れていた」
など。
比較する対象をはっきりさせるとなお良い。メリットのゴリ押しは危険だ。まずは信頼してもらえるようにデメリットを伝えよう。
常識を否定する主張と客観的な証拠
常識を否定する文章は目を引きやすい。しかしそれに対する客観的な証拠やデータ、数値がないと根拠が薄く駄作になってしまう。
例
「世の中では、〇〇は言われているが私は違うと思っている。その理由は3つある。理由1、理由2、理由3。」
冒頭で共感あるあると伝える
記事冒頭であるあるネタを入れるだけで完読率(記事を最後まで読んでくれる割合)は大きく上がる。
例
「この記事を開いてくれたあなたは〇〇に悩まされていることだと思います。」
「もし〇〇だったらなぁと思うことはありませんか?」
「〇〇なのは、あなただけではありませんよ!」
「以前の私は、こんなことに困っていました。」
「こんな欲求を抱えているあなたには、最後まで読んでもらいたいです。」
「ちょっと前の私はこんな感じでしたが、〇〇を経験したらそれは違う!って思うようになったんですよ。」
記事タイトルでターゲットユーザーを絞り込む
ふんわりしたタイトルよりもユーザーを絞り込むキーワードを入れると記事クリック率は引き上がり、完読率も引き上がりやすい。
例
「筋トレ 20代」よりも「大胸筋 鍛える 1日10分」
「筋トレ プロテイン」よりも「筋トレ プロテイン オススメ 20代会社員」
「副業 会社員」よりも「副業 20代 IT会社員」
「睡眠 グッズ」よりも「睡眠 40代 女性 オススメグッズ」
このように、ターゲットがわかるまで絞り込むと記事も書きやすくなるし目を引きやすくなる。
記事の途中でユーザーの声を代弁してあげる
都合の良い話ばかり聞いても、信じてもらえない。
そこでユーザーの声を代弁する文章を一つ入れると、それだけで共感性や真実味が高まり主張が通りやすくなる。
例
「そんな都合が良いことって本当にあるの?って思いますよね。でも・・・」
「私も最初は怪しいと思っていたんですよ!しかし、この話を聞いたら・・・」
「ちょっと値段が高い!と感じましたが・・・」
心の声を代弁するだけで、真実味は増す。