他社の事例やノウハウを知った時に、
「でもうちの業界は当てはまらない」「うちの会社とは事情が異なる」と思い、拒否反応を起こしてしまうことはないだろうか?
ノウハウを自社に落とし込んでいくために大切なのは、「真似できる部分はどこなのか?を探す」「自社だったらどう活かすのか?を考える」ことである。
拒否反応を示さず、どう活かすのか?を考えて、実践する策を考えてほしい。
「»年商850万円の治療院が半年で月商140万円まで引き上げた話」
こちらの記事では、治療後に「サンキューレター(お礼の手紙)」を書いて渡してリピート率がアップしたことを解説した。
そもそもサンキューレターを渡すという発想は、通信販売の常識を治療院に転用させることからきたものだった。
通販でモノを買った時には、だいたい郵送された箱の中には
- サンキューレター(お礼の手紙)
- 商品の使い方シート
- 一言メッセージ
- 再度購入の仕方マニュアル
- 他の商品を宣伝する用紙
- 納品書
これらが同梱されていることが多い。
同梱物を入れるだけでも、お客様は商品や会社に愛着を持ってくれるのでリピート率が改善する。
通販業界で当たり前の「サンキューレター」を治療院のマーケティング中に取り入れた結果として、リピート率や客単価は上がっていった。
無からアイディアは生み出す必要はない
何かを0から生み出すのは非常に労力がかかる。そうではなく今すでにあるものをうまく組み合わせたり、新しく導入するだけで十分なのだ。
新進気鋭のスタートアップ起業で世界初のサービスを作っていくのであれば話は別だが、そうでなければ上手にマネていく。
数々の事例やノウハウを、どう自社に活かすのか?という視点で取り組んでもらえると、より売上は上がっていくだろう。